薬学部で一緒に勉強していたはずなのに、いつのまにかいなくなった。
噂によると、仮面浪人をしていて医学部に受かったんだとか・・・。
今は、医学部生をしているらしい。
薬学部では、こんなこともよくあると聞いたけど、ほんとうでしょうか。
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薬学部に入ったけれど、医学部受験のために仮面浪人している学生って多いの?
いつの間に勉強してたのかしらね
第一希望は医学部だったけど、医学部には落ちて、薬学部に通っている学生。
実はけっこういるようです。
中期日程の公立大学薬学部には医学部仮面浪人生が多い
とくに、二次試験の試験日程が中期の場合、
中期・・・・・・とりあえず薬学部
こんなふうに受験する学生が多いのです。
ちなみに二次試験が中期に行われる大学は次のとおり。
・岐阜薬科大学
・静岡県立大学
いずれも公立大学ですね。
前期・後期では第一希望の医学部を受験し、中期で滑り止めとして薬学部を受験するということです。中途で退学者が出てしまうのは残念なことですが、医学部を第一志望としていたような優秀な学生が集まってくるともいえます。
また、次のような話を聞いたこともあります。
名古屋市立大学の教授は、あまりに薬学部の学生が医学部受験をして退学をしていくので腹を立てていて、薬学部の受験を中期から前期および後期に変更すると、言っていたそうです。でも、今のところ実現はされていないようですね。
毎年、数人が医学部に合格していく
実際のところ、私の同級生でも、1年・2年・3年・4年・5年と、毎年1~3人が医学部に入学していきました。
合格には至りませんでしたが、毎年受験を繰り返していた同級生が私が知る限りでも何人かいます。私の知らない同級生で、医学部受験を試みていた人が他にもいる可能性もあります。
また、尊敬する先輩で、薬学部6年を卒業し、薬剤師国家試験にもみごとに合格。その後、6月に行われた医学部編入試験に一発合格して、医学部に入学した人がいます。その先輩は、医学部を主席で卒業したそうです。
薬学部の教授も、
と、一目置く存在だったようです。
医学部に合格していくのはほんとうに優秀な学生ばかり
現実に、医学部の合格通知を手にして退学してく仲間たちは、みんなほんとうに優秀です。
膨大な量の大学での試験内容をいとも簡単に少ない勉強時間で記憶してしまう、うらやましくなるような頭の構造を持っている人たちばかり。
いとも簡単にもう覚えちゃってるの
すごいわねぇ
私などは、毎日必死になって長時間勉強してやっと覚えた電話帳のような教科書の中身を、彼らは教科書をぺらぺらめくっているだけで、すっかり覚えてしまっています。
やはり、医学部は難関です。
薬剤師国家試験の内容は、たいへん膨大で勉強もたいへんです。けれども、医学部生は、私たちとは比べ物にならないくらいのさらに膨大な量を学び覚えなければならないわけです。優秀でないとそもそも入学すら許可されないのももっともだと思います。

薬剤師の免許を持って医学生になるメリットは?

薬剤師でもあり、医学部に学生になった場合。
そのメリットはたくさんあると感じています。
何より薬に関する知識があることは強みです。
それに、薬剤師として高時給のバイトをしながら学生生活が送れるんです。
これはすごいことですよね。

