
こんなにある薬剤師の悩み
あれほどたいへんな勉強をして、厳しい国家試験を突破して薬剤師になったのに、今ひとつさえない。薬剤師の不満や悩みはいろいろあります。 ↓

いてもいなくても医療はすすんでいくような・・・。

・薬剤師って、ただ処方箋を見て、必要な薬をピッキングして袋に詰めて、種類や数の間違いがないかをよく確認して患者に渡すだけ。薬剤師が患者さんの症状にあわせた薬をみつくろうわけでもなく、医師が処方したものを探してきて渡すだけ。何がおもしろいのかしら。ってそんなひどいこと言わないで。

・意外に重労働な薬剤師の仕事。
ドラッグストアでは商品を棚に並べたり、土日祝日出勤や深夜勤務もざら。なかなかハード。
病院でも、深夜の当直もあるし盆暮れ関係なく当直がやってくる。患者さんからは見えない薬局の中で来る日も来る日もお薬をそろえてます。はぁ。今年も大晦日は病院で年越し。

MRだってたいへん。中にはわがままな医者もいる。ご機嫌取りも気を遣う。最近では禁止されたとはいえ、古い医師では接待に慣れているから断ることもできない。疲れる。医師から依頼された情報集めと資料のまとめで連日夜中まで残業。給料はいいほうだけど、ブラックかもしれない。
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・保健所での給与は医師が高額なのに対し、歯科医・獣医師・薬剤師などは極端に低い。公衆衛生はやりがいはあるけれど、低い年収に甘んじなければなりません。う~ん。でも、私はこの仕事が気に入っているからがんばります。

・調剤薬局に就職した私。患者さんとのコミュニケーションがこんなにだいじなものとは知らなかった。口下手で人見知りの私にはちょっときつい。小人数の職場なので、上司との人間関係にも気を遣う。今のところはだいじょうぶだけど、気まずくなったらやっていけそうもない。予想外にストレスたまっています。

・なんといっても、閉鎖的な職場。出会いが少なくて結婚相手を見つけることができるのか心配。看護師さんたちが医者のまわりできゃっきゃっ言ってるのを見ると疎外感を感じちゃう。患者さんとの接触も他の医療スタッフとの接触も少なくてつまらくなるときがあります。

薬剤師の悩みは、自分の努力だけでは解決しにくいものが多くあります。その場合には、最終的に転職という方法で解決されてきた先輩薬剤師さんが多くいらっしゃいます。薬剤師などの医療職は、他の職種と比較して転職が容易であるといえます。実際、新卒の離職率は驚くほど多く、大多数の方が別の職場に転職をしています。また、女性が多い職業のためライフスタイルの変化に応じて、自分の望む勤務態勢の職場への転職をする例も多々あります。
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