みほの薬学生ブログ

薬学部を休学して医学部受験に専念するか仮面浪人するか悩んでいます

薬剤師で医学生のみほです。
薬学生の中には、医学部落ちが多いのも事実。
とくに、中期日程の公立大学ではその傾向が強いようです。

さらに、薬学部に通いながら仮面浪人を続け、
医学部入学への夢を実現させていく学生も毎年数人はいます。

このたび、ご相談をお受けしてみて、
やはりお悩みで多いのは、次のことだと実感しました。

医学部受験の悩み 1位

薬学部在籍で医学部受験をめざしています。
薬学部を休学して予備校などに通い、
受験に専念するか、
薬学部の勉強を続けながら医学部受験をするか悩んでいます。

薬学部を休学して受験勉強に専念したほうがよいのか

みほの答えは休学はおすすめではないということです。

その理由はいくつか挙げられます。
まず、もし休学したからといって、
すべての時間を受験勉強に効率的にあてられるわけではない
ということがひとつ。

休学によって、時間ができて勉強にあてる時間も増え、
効果があがりそうに思えますが、
人間は、環境のゆるさにあわせてゆるく行動してしまう動物。

忙しい薬学部の生活の中でできる勉強量と休学して勉強したときの勉強量との差が、
意外にも多くないことに気づくはずです。

大学に通えば、友人とのおしゃべりにも花が咲き、
楽しい時間も持てますが、
何の刺激もないひとりぼっちの受験勉強は精神的にもつらく頭の働きもにぶくなりそうです。

大学を卒業してから受験する場合も同じ

薬学部の学部に通う学生さんについて書きましたが、
大学を卒業してから受験を考える場合も同じです。

受験に専念するよりも、薬剤師として働きながら受験をすることをおすすめします。

実際、大学を卒業してからどうするか私も悩みました。

・予備校に通って受験に専念
・薬剤師をしながら受験勉強
・大学院に通いながら受験勉強

この選択肢を掲げて、
いち早く医学部入学を果たしたかつての同級生の何人かにも相談しました。

みんな口をそろえて、受験に専念してしまうと却って怠けてしまう。
薬剤師をしながら勉強したほうが絶対にいい!
というアドバイスでした。

また、大学院進学という道も考えましたが、
それは大学側のほうから厳しくNo!と言われました。

大学院は研究の場。
受験のための腰掛のように居られては困る。
とのことでした。

大学院に進学したら、ビシビシ研究するべくお尻を叩かれます。
ぼやぼやしていられません。
実験は時間を取られますから、ほんとうに勉強する時間はなくなります。

受験のために籍だけおいておく、
実験にもこない、
というのは困ると、教授からはっきり断られてしまいました。

結局、パートという形態で薬剤師として働きながら、
KALSに通って受験勉強をすることとしました。
良い選択だったと思っています。

薬学部3年生以上なら医学部編入がおすすめ

もし、薬学部の3年生以上で医学部入学を考えているのなら、
編入がおすすめです。

医学部の編入試験の内容と薬剤師国家試験の内容は大きくかぶる

薬剤師国家試験の勉強をすることは、
医学部編入試験の勉強をしているようなものです。

その点、薬学生は恵まれています。
この利点を利用しない手はありません。

要するに、毎日の授業が医学部編入の予備校になっていると思ってしまえばいいのです。
休学するのが、なんともったいないことかおわかりいただけるでしょうか。

4年生を越えれば、
編入試験の条件はクリアできるはず。
いつでも医学部編入試験の受験はできます。

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もし、1年の勉強でだめでも、
編入試験の勉強をしていくことは、
薬剤師国家試験の勉強とも重なるため、
仮に6年生まで在籍しても無駄にはなりません。

薬剤師国家試験に受かって医学部編入試験にも受かれば、
薬学部を卒業するとともに医学部2年生に編入し、
薬剤師として高額バイトをしながら医学部に通えるようになるのです。

さらに、5年生まで進級していた場合、
5年生の実習期間は受験勉強をするのに適した時期です。
なぜなら、この期間は実験がないので、
ふだんより勉強時間が確保できるからです。

医学部編入試験では、英語のウェイトが大きい

医学部編入試験では英語ができなければなりません。

最近では多くの大学がTOEICのスコアを採用しています。

これは大きなチャンスです。
なぜなら、当日のぶっつけ本番試験では不安がありますが、
TOEICなら、万一1度の試験で点数が悪くても、
2度3度と受けることができるからです。

それだけでも、気持ちが軽くなりますね。

さらにはTOEICのスコアの伸ばし方ですが、
これにはこつがあります。

1か月あれば300点アップさせることが可能です。
みほの場合は、10日で270点アップしました。

大学受験を指導する高校教師の意見は?

ここまでは、実際に受験を体験してきたみほの考えでしたが、
ふだんから高校生を指導している高校教師からみると、
異なる見方ができるようです。

高校教師はふだんから受験一色の高校生だけを見ていますから、
休学して受験に専念するほうがよいのでは、と考えるようです。

また、各科目に関する考え方もみほとは異なります。

例えば、医学部受験の失敗が数学にあった場合。

高校教師は数学はまだ伸びると考えます。
でも、みほの意見では数学を伸ばすのは難しいという考えです。

一般受験の場合、理系で国語が苦手な生徒さんは少なくないと思います。この国語、参考書を数冊じっくりやれば、意外にもすんなり点数を伸ばせます。国語なのですが、理系的に論理的に問題を解くようにすれば、得点に結びつけることはたやすいのです。

その点、数学は一筋縄でいかないところがあります。

化学に関しては薬学生でしたら得意科目であるはず。
生物選択の場合は、医学部に入ってから役立ちます。
ただ、物理を選択していないと、医学部に入ってから困ることもあり、
生物・物理の選択は一長一短ともいえます。

医学部編入試験を受けるのでしたら、
生物の勉強も物理の勉強も、どちらもしなければなりません。

まとめ

薬学部も1年生、2年生のうちでしたら一般入試がおすすめですが、
3年生、4年生と学年が進んでいくと、
編入試験のほうが有利だと思います。

編入試験はひとつの大学の定員は5人だけ、
というように非常に狭き門のように思えますが、
受験生もそれほど多くはないのです。

同じ受験生が全国を旅して多くの大学を受けるので、
ある一定の人数でその枠を争っているというのが現状です。

しかも、受かるのは上位の限られた同じ人たち。
実力があって受かる者はいくつもの大学から合格通知をもらい、
そのうちの何校かはお断りをするので、
補欠合格者の手に合格通知が舞い降りていく、
という仕組みです。

みほの知り合いでも、3校受かった、4校受かったという人たちがほとんどでした。
私も2校から合格通知をいただけました。

補欠合格の連絡は、ぎりぎりになってくることもあります。
今年3月に補欠合格の通知をもらって4月に入学し、
今現在、一緒に勉強している同級生もいます。

受験というのは重いもの。

どういう方法で勉強していくのがいいのか、悩みますよね。
でも、医学部には30代で入学する人もいます。
強い意思があるのなら、あきらめずがんばり続けて勝利を掴んでください。

がんばってくださいね。

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