新人薬剤師みほの奮闘記

歯痛に関して ボルタレンとロキソニンの違い 鎮痛剤を選ぶ

激しい歯の痛みには、どの鎮痛剤が有効でしょうか。
軽い痛みの場合、よく処方されるのはロキソニンですが、
痛みが激しい場合には、激痛を抑えきることができません。

激しい痛みが認められる場合にはボルタレンが処方されます。

違いについて、自分の親知らず抜歯の経験を交えて以下にご紹介します。

歯痛に対するボルタレンおよびロキソニンの添付文書内容

ボルタレン

通常、成人にはジクロフェナクナトリウムとして1日量75~100mgとし原則として3回に分け経口投与する。また、頓用する場合には25~50mgとする。なお、空腹時の投与は避けさせることが望ましい。

ロキソニン

通常、成人にロキソプロフェンナトリウム(無水物として)1回60mg、1日3回経口投与する。頓用の場合は、1回60~120mgを経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。また、空腹時の投与は避けさせることが望ましい。

ボルタレンとロキソニンの共通点は?

消化器に負担がかかるので空腹時を避ける必要がある。
患者には、一口でも良いので固形物を胃に入れてから服用するよう指導します。
また潰瘍等消化器症状を呈する人には禁忌であるため患者に確認しなければなりません。
他にも禁忌があるので添付文書を確認しましょう。

ボルタレンとロキソニンの相違点は?

「効果」

ボルタレン(ジクロフェナク)  ロキソニン(ロキソプロフェン)

痛みを抑える効果が大きいのはボルタレン。

「即効性」

ロキソニン  ボルタレン

即効性が高いのはロキソニン。
※下記グラフは添付文書より

◆ボルタレン ↓

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◆ロキソニン ↓

ボルタレンとロキソニンでは、血中濃度のピークがかるまでにかなりの時間差が認められます。

今回のように、麻酔が効いているうちに服用できる場合には、
即効性は重要ではないので、薬剤師として痛みを抑える効果の大きいボルタレンを選択しました。

まとめ

抜歯後は、強い痛みを伴うので個人的にはボルタレンがお勧めです。

特に抜歯直後は、50mg必要だと考えます。
私は4日間毎日200mg飲んでいました。
けれども、歯痛に対する1日の最高用量は100mgとなっています。
そのため、あまり長い間、高用量飲むと潰瘍等の副作用が出る恐れがあります。

原則的には、添付文書に従って飲みましょう

私の場合、数年前に歯の移植をした際の激しい痛みを記憶しており、
今回の痛みへの大きな恐怖がありました。
歯の移植の時もロキソニンはまったく効かず、
歯科医からボルタレンを追加処方してもらい、
なんとかおさまったことを覚えています。

その記憶があって、今回の手術の際にも、
痛みが怖すぎて最高用量以上を服用してしまいました。
結果、私は蕁麻疹が出てしまいました。
模範的な行為とは言えません。

規定の最高用量が決められていることには意味があるのだと、
身をもって体験したしだいです。

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