薬剤師の悩み

薬局で長く働いてもらうための工夫

みなさまこんにちは。
新米薬剤師のみほです。

現場にたってみると、薬剤師は不足しているんだと実感します。

各社、薬剤師の確保にたいへんそうです。
薬剤師を確保するためには、

①確保した薬剤師に長く働いてもらうための工夫
②薬剤師を採用するための工夫

という両面からの取り組みが必要な時代です。

具体的にどんな工夫をしているのかご紹介します。

スポンサーリンク

ライフイベントにあわせた働き方の提示
長く働いてもらうために

厚生労働書の管轄のもとに定められている制度ももちろんありますが、厚生労働省の指導に基づき、さらにそれぞれの薬局独自に設けている制度もあります。薬剤師は、現在のところ、ライフイベントに応じた働き方を選択しやすい職業となっています。

産前産後休業制度

出産を控えた、または出産後の女性労働者が事業主に申請すれば、休業措置を受けることができるという制度です。

・出産予定日の6週間前(双子以上の場合は14週間前)から請求すれば取得できる。
・産後6週間は強制的に休業しなければならない。

企業によっては、下記のような制度を設けているところもあり各社工夫を凝らして便宜をはかっています。
・妊娠中の通勤に配慮したズレ出勤(就業時間をずらすこと)の制度
・妊娠中の勤務時間を短縮する制度

育児休業・時短制度

出産後の女性、またはその配偶者をサポートする制度。

育児休業を取得できる労働者は、原則として1歳に満たない子を養育する男女労働者です。(日々雇用される者は対象になりません。)

また、育児・介護従業法の改正により、3歳までの子を養育する労働者が希望すれば利用できる短時間勤務制度(1日6時間)を設けることが事業主の義務となっています。所定外労働(残業)も免除されます。

現在では、さらに
・時短勤務やズレ金を認める
・社内に保育所を設置する
などのように子育てをサポートする態勢が整った会社も増えています。

スポンサーリンク

介護休業制度

家族が病気や怪我、精神的な疾患などによって介護が必要な不要になったとき、介護を行う労働者が利用できる制度です。

家族の範囲、休暇取得日数、その他の条件などの規定もあり厚生労働省のHPで確認することもできます。

ただし、賃金については、介護休暇を取得している間どうなるか法的には定められていません。そのため、企業ごとに条件は異なっています。

ジョブリターン(再雇用)制度

結婚・妊娠・出産などを理由に離職した社員を、本人の希望により再雇用する制度です。
人生のライフイベントにきめ細かく対応することを狙いとしています。

入社の際には、将来のライフイベント時のことまで想像がまわらないかもしれませんが、実際に働き始めて自分の人生のイベントに遭遇した際には、この部分は、その後の働き方ひいては生き方にも大きくかかわってきます。

したがって、ジョブリターン制度を設けている企業に就職した場合には、
・たいへんな状況の中、無理な勤務を続けなくてもすむ(また戻ってこられるという安心感を持てる)
・不意の出来事があっても柔軟な対応をしてもらえるので、長く働き続けることができる

といった意識を持つことができ、結果として人材確保につながり、一人の薬剤師さんに長く働いてもらうことができることになります。

限定正社員制度

一般的に、正社員は残業や配置転換、転勤などがありますが、限定正社員は職務や勤務地を最初から契約によって限定しいます。

例えば「地域限定正社員」の場合には、転勤になることはありません。

「全国異動可能な正社員」
「地域限定正社員」

に分けた採用をしている企業も少なくありません。

なぜなら、薬剤師は女性が多い職種のため、各々の事情に応じて希望に添えるような工夫がなされている大手企業も多いのです。

逆にいうと、勤務地の希望が通らないと、
「すぐに退職してもすぐ次の就職ができるからいいわ」
ということになり、企業としての人材確保ができなくなってしまうという企業側の事情もあります。

薬剤師は、他の職種と比較しても転職が容易な職業であり、恵まれていると言えます。

スポンサーリンク
関連記事
ツールバーへスキップ