新人薬剤師みほの奮闘記

薬剤師の新人研修2週間が終わりました MSについて学びました

医薬品卸売会社 役割 使命 アルフレッサ スズケン 大原 
お久しぶりです。
新米薬剤師のみほです。

2週間の新人研修が終わりました。
いろいろなことを教えていただき、とても勉強になりました。

研修に出かける前に、管理薬剤師の福島先生や、店長先生に

店長

研修が終わっても
必ずこの店に戻ってきてくださいね。
研修がんばってきて。

と送り出していただきました。
研修後は、店舗が変わることがよくあるんだそうです。

私の場合は、現在の居心地の良い店で移動はなさそうなので、ほっとしています。やはり、職場は人間関係が良いのが一番。また、なじんできた職場にもどって働けるのが楽しみです。

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薬剤師新人研修で 人間関係で悩む同期もいました

女性薬剤師からいじめを受けているという男性の同期の新卒薬剤師

あぁそういえば、新卒の男の子で、女性ばかりの調剤薬局の店舗に赴任となり、女性薬剤師からいじめを受けてるんじゃないの、と思われるような同期がいましたよ。

その子の話を聞いてみると、先輩の女性薬剤師が、ことあるごとに嫌味を言うんだそうです。

女性薬剤師

え= そんなことも知らないの
あなた大学で何を勉強してきたの

女性薬剤師

まだできてないの
もうちょっとスピードアップしてもらわないと、患者さまが行列になっちゃうわよ

以前の記事で少し触れましたが、実際いじめにあっている同期を目の前にして複雑な心境になりました。

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私は、将来そうはなるまいと、軽く心に誓いました。
私が赴任している店舗は、みんな仲が良くておもしろいので、とても恵まれているなぁと感無量です。

新人を教えるブラザー制度のある私の勤務先調剤薬局

私が赴任している調剤薬局には、薬剤師が私を含めて7人います。
新人は私ひとり。

まだ、免許の登録が完了しないようで、薬剤師業務はできず、もっぱらピッキングが主な仕事です。この店舗、ほんとにいい雰囲気なんですよ。店長や管理薬剤師など、超がつくほど優秀で、やさしくて有能で、それが薬局全体の雰囲気になっているでは、と思います。

この会社には、ブラザー制度という制度があり、新人薬剤師にいろいろと教えてくれる役目を持った薬剤師さんが決まっています。私の場合は、ユウコ先生という美しいママ薬剤師さんが担当ブラザーさんです

ユウコ先生は、週3日勤務です。

ユウコ先生の勤務日は 月・火・金。
私の勤務は 月・火・水・木 で金曜は休み。
つまり、私がブラザーのユウコ先生からご指導いただけるのは、月曜と火曜だけなんです。

ユウコ先生にはまだ2歳のお子さんがいて、保育園に預けて働いているので、4時にはあがりです。

ユウコ先生

4時になったのであがります
お先に失礼しま~す

4時になると、さっと帰りますが、それで嫌味を言うような薬剤師は私の薬局にはいません。ちなみに私もパート勤務なので、7時あがりです。

みほ

7時になったのであがります
お先に失礼しま~す

最初のうちは、

みほ

7時になったのでお先に失礼してもいいでしょうか

と許可をもらってから帰宅していましたが、戦場のような職場。返事をしてくださるのも忙しそうなので、毎度お伺いをたてることはやめました。私の契約は7時までなので、7時になったら帰らせてもらうことにしました。

9時ごろまで残業のある管理薬剤師

私は7時に帰宅してしまいますが、管理薬剤師の福島先生などは、帰宅が9時になることもしょっちゅうだそうです。

もちろん、残業には残業手当がつきます。
このカウントの仕方は1分単位ですが、最初の20分は手当がつきません。

ユウコ先生

うちの薬局はちょっとケチなのよ
最初の20分は残業手当がつかないの

「これって、ちょっとケチよねぇ。」と、薬剤師どうしで話していますが、他のところはどうなんでしょうね。

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珍しい薬についていろいろ教えてくださる管理薬剤師

管理薬剤師の福島先生は、慶応大学薬学部卒の超エリートです。とっても優秀で、学ぶことが多く、しかもとってもおもしろい先生です。

福島先生はとても親切で丁寧にいろいろなことを教えてくださいます。

例えば、珍しいお薬を扱うことになったときなど、お薬の箱をあけて添付文書が出てくると、それを広げてさまざま教えてくださるのです。

福島先生

これは生物学的製剤だから取扱いには注意しなくちゃいけないよ
ロット番号も控えて管理しておかないとね

この薬の副作用はね・・・

といった具合です。とても勉強になり、楽しいです。

薬剤師の勉強会でシールをもらう

この2週間の研修中には、6時に研修が終わった後でときどき薬剤師の勉強会にも参加しました。なかなか忙しい2週間でした。

私が参加した勉強会の中には、漢方の勉強会もありました。医者による漢方薬の講義で、意義深いものでした。

この研修会が 新人研修の後、8時~9時半 にあるのです。
現場の薬剤師の研修・勉強はけっこうたいへんなのです。

このことについては、また詳しくお知らせしようと思っています。

新人研修では企業や工場の見学もありました

新人研修の期間は2週間。9時から6時まで。企業見学などをのぞき、ほぼ本社で行われました。

新人研修では、さまざまなことを学びました。

例えば

・分包器の使い方

・接客のマナー

・薬の流通について

などなど。

薬の流通について

このうち、薬の流通についてでは、実際に取り引きのある製薬会社の見学にも行きました。製薬企業で、薬が製作されているところの見学などもしました。

また、卸し企業にも行きました。
実際に取り引きがある主な卸し企業は次の4社。

アルフレッサ スズケン 大原 東邦

いずれも大手です。

こういった卸し会社へ就職、という選択もあったんだな、と企業の見学をしながら思いました。ひとくくりで薬剤師といっても、職場によって、お仕事の内容がまったく異なります。持っている知識も全然違うものだと思います。

医薬品卸売会社の役割

ふだん、私が勤める調剤薬局に出入りしてくださっているMSさん。

当たり前の存在で、何も考えたことがなかったのですが、このMS(マーケティング・スペシャリスト)さんのお仕事は、実にたいせつなものだったんだと、研修を通して理解できました。

医薬品販売の営業職には、MR と MS があります。
今回は、調剤薬局でお世話になる MSさんについて学びました。

MR(メディカル・レプリゼンタティブ)
・自社製品のみを取り扱う

・価格交渉に応じない

・自社製品に関連した専門的な知識が必要

・医薬品の情報をドクターなどの医療従事者へ提供する。自社製品の優れている点を説明して自社製品の普及に努める

MS(マーケティング・スペシャリスト)
・医薬品をはじめとする医療に関するさまざまな商品を取り扱う

・価格交渉の余地がある

・取扱商品に応じた広範囲な知識が必要

・製薬企業から仕入れた医薬品その他の医療関連商品を、医療機関や調剤薬局、ドラッグストアなどに安定的に供給することが仕事

医薬品卸売会社の使命

医薬品卸売会社では、医療機関に
正確に 迅速に
必要な時に 必要な量を 必要な場所へ

供給する使命を持っています。

ふだんの取引先は、下記のように多岐にわたります。

・全国の病院・診療所

・調剤薬局・ドラッグストアなど

・訪問看護ステーション

・歯科医院・歯科診療所

・動物病院

・大学・研究所

また、

地震・台風などの自然災害

パンデミック

こういった状況が起こった際には、国や地方自治体とも協力し、医薬品などを迅速で安定的に供給しなければなりません。

私などのんきなもので、足りない薬があって注文すると、MSさん早く持って来てくれないかな、くらいのことしか思っていませんでした。けれども、こうしてみると、卸売会社さんのおかげで、日本のお薬はスムーズに流通して患者さまの手元に届いているのだと、感謝の気持ちがわいてきました。

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