新人薬剤師みほの奮闘記

薬剤師派遣で注意すること

まだまだ免許の登録が完了しないので、日々ピッキング作業に追われています。薬剤師業務を行うことはできません。
でも、早く一人前になってスキルアップをして、来年には派遣薬剤師になりたいとひそかに思っていました。

なぜかというと、派遣薬剤師のお給料がとってもいいからです。
学生の頃から、友人と

ゆきな

すごいよねぇ。派遣のお給料。

みほ

時給3000円とか高額なのよね。

ゆきな

そうそう。それに、薬剤師の少ない地方だと、時給5000円っていうところもあるみたいよ。

みほ

いいわねぇ。それに、残業もないから、自分の時間も確保できるし。

と話していたんです。

→ 薬剤師として派遣で働くメリットとは

この1年、人の倍も一生懸命に働いて勉強して、できる薬剤師さんになって、来年からは派遣にしてもらいたいな、などと虫のいいことを考えていた私。母から、それは人の道にはずれる。と叱られました。

そうですよね。何もできない私に、いろいろ教えてくださって一人前にしてもらっておきながら、一人前になったところで退職 → 派遣としてのお給料をもらう なんて、ほんとに恩知らずなことを考えていたものだと反省しています。

派遣の場合、会社は私へのお給料の他に高額の斡旋料を派遣会社にも払わなくてはいけなくなってしまうのですから。

ところが、同じことを考える人って他にもいたらしく、なんと法律で禁止されていたのです。1年以内に退職した職場への派遣は禁止 という法律です。

薬剤師として派遣で働くときに注意すべきこと

薬剤師の派遣に関しては、法整備がすすみ、2012年・2015年に改定がおこなわれています。注意すべきポイントとなる点をまとめてみました。

1年以内に退職した職場への派遣は禁止

もともとは、正社員から派遣社員に格下げされてしまうことを防止するためにつくられた法律です。

正社員として働いていた会社を退職し、1年以内に同じ会社に派遣薬剤師として働くことは禁止となりました。出産や介護のために一度退職してから、同じ会社で派遣としての復帰をしたいと思う方は多いかもしれませんが、1年以内ではできないので、注意が必要です。

ただし定年退職後に同じ職場に派遣薬剤師として勤務することは、1年以内でも可能です。

30日以内の短期契約はできない

30日以内という短期間での雇用契約での派遣労働は禁止されています。短期間では、派遣した側も派遣薬剤師を受け入れた側も、雇用に関してじゅうぶんな責任を果たすことができないということから決められました。
薬剤師 派遣 日雇い パート 転職これには例外があります。下記の条件を満たす場合には派遣で日雇いで働くことができます。

1. 60歳以上

2. 雇用保険の適用を受けない学生

3. 年収500万以上の人が副業として働く場合

4. 世帯収入の額が年間500万円以上で、主たる生計者でない場合

短期の薬剤師派遣はどんなときに必要とされるの?

短期の薬剤師派遣が必要とされるのは、インフルエンザや風邪などが流行る時期です。調剤薬局などでは、年間を通じて、ゆとりのある薬剤師の数を確保しておくのではなく、繁忙期のみ薬剤師を増員して忙しい時期を乗り越えるために派遣薬剤師を使うのです。

同じ派遣先で3年以上連続して働くことができない

労働派遣法によって、同じ派遣先で3年以上連続して働くことができないと決められています。

3年たったらどうなるの?

派遣薬剤師として働いて3年が過ぎたらどうなるのか。2つの道が考えられます。

① 派遣から正規社員になる

② 別の職場に転職する

薬剤師 転職 派遣
①の場合は、もちろん会社が正規社員として認めてくれることが前提です。会社側も、同じ人を4年目からも派遣社員として雇うことはできません。けれども、別の派遣社員を雇うことはできるのです。このことを会社がどう考えるかです。

簡単に正規社員にしてくれる例は多くないと思われます。

また、もともと自由のきく派遣社員を選択しているのに、わざわざ正規社員になりたいと思う薬剤師がどれほどいるかも疑問です。

すると、派遣薬剤師として働き続けるためには、3年ごとに別の派遣先を探さなければならないということになります。

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派遣が認められていない職種もある

病院への薬剤師の派遣
調剤薬局での管理薬剤師の派遣

は認められていません。
ところが、実際には病院への派遣薬剤師の求人がされています。これは、下記の場合に薬剤師の派遣が認められているからです。

・紹介予定派遣の場合

・産休育休、介護休による欠員を補てんする場合

紹介予定派遣とは

紹介予定派遣とは、派遣先企業において一定期間就労したのち、その企業と派遣された労働者双方が合意した場合に正社員や契約社員などの直接雇用形態に切りかえることを前提として行われる労働者派遣のことです。派遣先の企業は6か月以内にその労働者の採否を決めなければならないとされています。

つまり、派遣としての期間は最長で6か月。6か月後には正規雇用となる前提でそれまで派遣として働くということです。ただし、6か月を過ぎれば必ず正規職員になれる保証があるものではありません。

産休育休、介護休による欠員を補てんのために派遣雇用された場合

この場合には、当然ですが、休みを終えた正規職員の復帰とともに派遣雇用期間は終了となります。

したがって、安定して働けるとはいいがたいものです。

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