これから薬剤師になる人に

薬学部 2年次の勉強のきつさをクリアできず留年

薬学部 留年

薬学部の専門科目の勉強はたいへんハードです。
留年という厳しい現実を体験する学生も少なくありません。

こちらは、薬学部2年で留年経験がある方の例です。

専門科目の勉強はたいへん

九州の国立大学を卒業し、現在は薬剤師として働いています。
実は、私は2年生の時に留年した経験があります。

原因は専門科目の取得単位数が進級要件を満たさなかったことです。

2年生では有機化学、薬理学、生化学、物理化学などの分野の単位を取得する必要があります。しかし、内容自体が難しく勉強範囲も膨大です。さらに教授もたいへん厳しくてきちんとした成績を取らなければお情けは通用しません。というわけで、勉強についていけずに単位を落としてしまいました。薬学部2年生の試験がそこまで忙しいものと思わずバイトに熱中しすぎたことも原因の一つだとふり返って反省しています。

留年後、心をあらため勉強に専念

留年してからはさすがに心を改め、バイトも減らして勉強に集中するようにしました。薬学部の勉強は、生半可な気持ちではついていけません。自分のように単位を落として留年の憂き目をみることになってしまいます。後輩のみなさんには、くれぐれも勉強の手を抜かないようにと半面教師として助言したいと思います。

この2年生のときの留年によって、親からも「このまま大学生を続ける気があるのか」と厳しく叱られ、同級生から遅れをとり、あまり知らない後輩たちに囲まれて授業を受けることになります。当時は自分が情けなく、今後の学生生活についての不安もいっぱいで、精神的に大きなダメージとなりました。

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ここで、「しっかり勉強しなければならない。」と自分に誓い、それからは心を入れかえてがんばりました。この留年によって、緩み切っていた自分の心を引き締めました。結果として2学年に渡る多くの友人もできました。自分にとっては、必ずしも無駄な時間ではなかったと思えます。

その後は、別人のように勉強した結果が実ったのか、成績もよく順調に進学していきました。3年生の時はそれほど忙しくもなかったのですが、4年生になって病院実習のための試験に合格する必要があり、とても勉強をしました。

薬学部5年の実習時の苦労と意義

また5年での薬局、病院での実習が一番大変でした。今までに経験したことのないことの連続でした。

実際に患者さんと話をしたり、現役の薬剤師の方から薬剤師の仕事についての様々な話を聞いたりして、とても有意義な時間であったと思います。

また大学の研究室という一つの社会の中で礼儀やマナーなどを学んではいたものの、実際の社会の中では本当の礼儀、作法というものが必要で、それが不十分な人間はそれだけで信用に足らない人物として評される厳しい場所だと痛感しました。それからは薬学に関する勉強だけなく、社会でも通用できるような言葉遣いや作法についても勉強するようになり、さらに教養を身に付けるために本を読むようになりました。

このように5年生の実習では得るものが多く、内容の濃い1年間でした。

国立大学薬学部6年の忙しさ 研究と勉強と

そして6年生になると免許を取得するための勉強漬けの毎日になっていきます。

国立大学であるため研究も疎かにはできず、自分の研究をしながら勉強もする必要があったためそれはたいへんでした。

しかし2年生の時の留年という苦い経験から、ふだんから猛勉強をしていたおかげで国家試験の準備はかなり楽でした。

結果的に試験にも合格し、無事薬剤師として卒業することができました。大学全体としては、この年80%以上の合格率でした。

体験談① →薬学部を甘くみた1年生のころの失敗
体験談② →2年次の勉強のきつさをクリアできず留年
体験談③ →薬学宇留年を機に退学を決意 別の道に

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