みほの薬学生ブログ

お礼状の書き方 奨学金のお礼

薬学部 奨学金 お礼状

企業からの奨学金として学費の援助をいただくのは、たいへんありがたいことです。奨学金が決まったとき、途中経過、奨学金をいただいた後と、お礼状を書く機会が何度かあります。感謝の気持ちをこめて丁寧にしたためたいものです。これから、薬学部の学生として奨学金の援助をいただく後輩のためのお礼状のサンプルです。

薬学生として奨学金の支給が決定したときのお礼状

公益財団法人 ○○ 代表理事 ○○ 様

拝啓

○○大学薬学部6年生の○○と申します。このたびは、奨学金のご支援をいただけることになりまして、心より感謝いたしております。
大学では、糖尿病をテーマに選びました。毎日、実験室でマウスと格闘する日々を送っております。他にも、インターネットで文献を調べ、文献や資料を整理して文献発表の準備などにも追われております。可能でしたら、来年度は大学院に進学して研究を続けてまいりたいと考えております。そのためには、今この瞬間を一生懸命目の前の研究に力を注ぐことが大切だと肝にめいじ、地道に研究を続けております。
本年度は、こうした卒業のための研究に加えて、国家試験の勉強とこれまで以上に勉学に忙しい年となります。そのような中で、温かいご支援をいただけますことは、アルバイトなどに時間を割く心配なく勉学に専念させていただくことができ、ありがたい限りです。
研究すること、勉強することは、私にはとても楽しい時間です。
このご支援に恥じぬよう、残りの学生生活を真面目に丁寧に送ってまいりたいと考えております。このたびのご支援、ほんとうにありがとうございます。再度感謝を申し上げまして失礼いたします。

 敬具
平成28年7月吉日
○○大学 薬学部6年 ○○

このお礼状を学生課に提出したのは5月の終わりでしたが、実際に学生課から企業に手紙を送っていただけるのが何月かわからなかったため、季節の挨拶は省きました。すぐに送るお礼状でしたら季節の挨拶も入れたほうがいいと思います。

薬学生として奨学金の援助をいただいた後の奨学生 終了作文

奨学金支給期間が終わるころには、感謝の気持ちをこめたお礼状を送ります。中には、報告書を義務づけられていることもあります。いずれも、1年間ご援助いただいたおかげで、勉学に有意義に取り込むことができたことの報告。そのことに対する感謝の気持ちを表すことがたいせつです。

◆1年間の体験・所感・研究成果について

おかげさまで私は、この春無事に卒業ができそうです。心配だった薬剤師国家試験にも、自己採点の結果、おそらく合格できたと思います。この1年間の学費のご援助に心より感謝申し上げます。

この1年間は大学生活6年間の中で最も多忙で体力的にも精神的も厳しく、かつ最も充実した年でした。卒業論文のための研究、就活、さらに最大の山場である薬剤師国家試験。まさに大学生活の集大成ともいえる年だったといえます。

6年生になったばかりのころは、このようにたいへんな1年になるとは想像もつきませんでした。進路について悩みながら、12月まで無我夢中で研究に没頭しました。研究室で研究に没頭する時間が長くなるにつれて、ともすれば夜型になりがちとなります。規則正しい生活を送りたいと思いましたので、朝は7時には起きるように心がけ、夜は遅くとも12時には就寝するよう気をつけました。おかげで、生活リズムを崩さずにすみました。

研究に時間を取られる一方で、国家試験の勉強にも取り組まなければなりません。私は、進路について遅くまで悩んでいたため、国家試験の勉強のスタートが他の同級生より遅れていました。最初の模試では、惨憺たる成績で校内順位も後ろから数えたほうが早いという情けない位置にありました。夏ごろからスパートをかけ、昼間は研究、すきま時間を見つけては勉強、夜は勉強、とがんばった結果、秋には同級生に見劣りしない順位まで上げることができました。

進路に関しては、大学院に進んで研究を継続するか、大学院に行くとしたらどの大学に進学するか。あるいは、いったん就職して資金をためて留学にチャレンジするか。就職という道を選ぶなら具体的にはどの職種にするか。以前から漠然と病院勤務にあこがれていましたので、病院薬剤師の試験を受けることにしようか。などなど、毎日頭を悩ませました。先生方や先輩方にも相談しアドバイスもいただきました。いざ就職すると決めた後は、研究と国家試験の勉強で時間のない中での就職活動であるため、負担が増えることとなりました。けれども、ありがたいことに11月には調剤薬局の薬剤師として、内定もいただくことができました。

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次に研究の成果について簡単ですが、ご報告をさせていただきます。私は、4年生から糖尿病の新たな治療薬となりうる酵素について研究を行ってきました。糖尿病は、1度発症すれば治療が困難な疾患です。食餌療法、運動療法を基本としそれでも血糖値を維持できない場合はβ細胞からインスリンを分泌させる薬物療法が主流となっています。しかし、このような対処療法は、さらにβ細胞を疲弊させる恐れもあります。疲弊してしまったβ細胞を新生させる、またはα細胞から分化させることが可能となれば糖尿病を根本から治療することが可能となります。もちろん、実用化されるほどの大々的な成果には至っていませんが、教授からも目のつけどころは良いので、研究を積み重ねていく価値のあるテーマという評価をいただき、ある程度の成果を出すことができました。

卒論が終わってからは、休む間もなく2月末の国家試験に向けて猛勉強の日々が始まりました。毎日、朝から晩まで友達と図書館にこもり、あっというまに本番の2月25日・26日を迎えました。自己採点では合格。ほっとした瞬間でした。この1年の苦労が走馬燈のように頭をめぐりました。とても忙しい1年間でしたが、忙しかったからこそかもしれません。休憩時間やご飯のときに友達、先輩、後輩、先生と話すのがたいへん楽しく、今思い出すと宝石のように貴重で輝く時間だったと思います。 

このように内容的にたいへん濃い学生生活最後の1年間を送ることができたのは、ひとえにご支援いただきましたおかげです。アルバイトに時間を割かずに勉強や研究に集中できたことは、ほんとうにありがたいことでした。心より感謝を申し上げます。この1年の自分のがんばりに関しては、ご支援に報えるような努力ができたとの自負があります。今後は、感謝の気持ちを忘れることなく、社会人として社会に恩返しをしてまいりたいと考えております。

最後にもう一度心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。

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